外国人の投資パターンを見抜き,そして勝つ☆☆☆☆☆

中原圭介の著書,現在の日本の株式市場では外国人投資家が相場のトレンドを作り出している.よって外国人投資家の投資動向さえ読めれば利益を上げることはたやすいという事である.そのあたりの事を具体的な事例を多く踏まえて紹介してくれる良書.実際に株で勝つためのエッセンスがかなり詰まった良書といえる.

投資スタンス

現在のトレンドに応じて投資方法を買えることを推奨している.具体的には上昇トレンドでは国際優良株を中心に,ボックストレンドでは仕手株を中心に,下降トレンドでは材料株を中心に運用する事を推奨している.またトレンドを見抜くときに外国人投資家の動向を読むことを推奨している.これはかなり役に立つ指標であるので是非参考にしたい.この著書が出版されたのは2006年であるが,後の書籍では景気の回復期,あるいは上昇トレンドの時以外は株での運用をやめろとも言っている.実際に忙しい社会人であるならばその方が無難であると思う.

要求レベル

高くはない.確実に実践できるものが多いと思われる.

新興市場買いの目安

ジャスダック市場の銘柄なら33%の下落,マザーズがヘラクレスならば50%が買いの目安となる.ジャスダック市場の銘柄に比べて個人投資家の割合がマザーズやヘラクレスは多いため下落率が高いとか.日本の国民性かどうかはわからないが,思考が一方項に固まりやすい性質があるらしい.これを逆に利用されて外国人投資家に食い物にされているのである.