景気指標から経済を見る本☆☆☆

小宮一慶の著書.日経新聞の毎週月曜日に乗っている経済指標について,立体的に見ることができるように指南している本.数字を見る目を養う事ができる.

投資スタンス

この本では株価についてはそれほど述べられていないが,景気の底打ちというものがどういうものかをリアルに知る事ができる.これによりどの業界が調子が良いのだとか,サブプライムローンの後で各国は輸入を減らして自国産業の保護に走った事などがわかる.また経済指標の意味を正確に説明してくれるため,より経済ニュースを理解しやすくなる事は間違いない.

要求レベル

内容的には難しくないが,言葉の定義を何度も読んで理解していく必要はある.非常に密度の濃い一冊である.

本書の使い方

日経新聞を取っているならば毎週景気指標をチェックしていくと世の中の経済の動きが一覧できて良いだろう.しかしこれをホームページでチェックするとなると容易ではない.一覧性が悪いからである.ホームページでチェックする場合は1ヶ月に1回程度暇な時にだらだらと見て景気が悪くなっていないか,不安要素が無いかをチェックするくらいが良いだろう.もちろん雇用統計や日銀短観等重要な指標はしっかりとチェックすべきであるが.