これから取るべき政策

金融教育

日本は資源が無く,食料自給率も低いが金融資源は世界一豊富である.この余剰資金によりもっと海外の成長企業に投資を行い利潤を追求していくべきではないかと思う.投資をする,すなわち「お金にお金を稼いでもらう」ことにより国民の生活はより豊かになるはずである.それを政府も推奨しているのか「貯蓄から投資へ」というスローガンも掲げられている.ところが決定的に欠けているものがある.それが金融リテラシーである.日本人には「お金にお金を稼いでもらう」というのは邪道であり,汗水垂らして働いて得たお金こそが美徳とされる武士みたいな傾向がある.アホかと思う.このような感覚が染み付いているために日本の金融教育がほとんどなされていないのである.もっと学校などで金融教育を積極的に取り入れ,経済について学び.そして国民全体の金融リテラシーを高めるべきである.金融リテラシーの不足のために起こる事を列挙すると

1.お金を銀行ばかりに預けていて投資という考えが無い.またポートフォリオの考えがなく,株はギャンブルだと考えており,景気動向を考えずに投資を行う結果ほとんどが失敗する.

2.国全体が経済オンチとなり,当然政治家も経済をわかっていないため画期的な経済対策を打ち出せない.金融リテラシーの低さがデフレを抜け出せない一番の理由かもしれない.

3.業務を分析できないため,適切な企業に投資を行う事ができない.その結果成長するために資金を必要としている有望な企業が株式市場から資金を調達できなくなり.経済の成長を阻害する.

とまあ挙げればきりがない気もするが,とにかく直ちに国民の金融リテラシーを高める教育をしていくべきである.

為替介入

なんども説明しているが日本は今輸出企業で持っており,輸出が伸びなくなると産業が衰退し雇用が確保できなくなる.故に円高が進めば為替介入は必ず行うべきである.ちなみに韓国も中国も当然のように行っている.

無駄遣いをなくす

民主党が唱えている政策の一つで,事業仕分けで一定の効果を挙げていると思うが,もう少し識者を交え慎重に考えていくべき.特に科学技術についてはすぐにビジネスと結びつく分けではなく,判断が難しいのでより慎重な判断が求められる.政治家主導で事業仕分けを行うと,選挙で勝ちたいという思惑や利害関係が働きそうであまり良いとは思わない.何かもう少し公正に判断できる手段はないものかとも思う

農業育成

食料自給率が日本は極端に低いのでそれは食料難になった時に不安である.それゆえに農業を育成するのは日本の至上命題ではあるが,民主党のやり方は明らかに農業を衰退させる政策である.民主党は兼業農家を含め農業に補助金を出すという政策を取っている.内容は期待した収益が農作物で得られない場合はそれを政府が保証するというものである.この結果起こる事は次の2つ

1.農家が手を抜きクオリティの低い作物を作る.

2.今まで兼業農家は専業農家に畑を耕してもらっていたが,補助金が出るのであれば自分で耕した方が良いと思い,自分で作物を作り出す.その結果専業農家の取り分が減り,結果経営が成り立たなくなる.

重要な事は農業の国際競争力をつけること,なんちゃって兼業農家が作物を作り,それで国が補助金を出していては一生農業は成長せず,むしろ衰退する.税金を使って中途半端な農家を支援する意味が分からない.これこそ無駄遣いである.専業農家がもっと生産性を高め,国際競争力を付けられるように支援していくべきである.

エネルギー開発

日本は資源に乏しいため石油を輸入しなければならない.このため石油に代わる代替エネルギーを生成する技術,省エネ技術は必須である.さらに 地球温暖化問題によるCO2排出権に絡み,巨大な環境経済が実現しようとしている.即ち今後ますます省エネ技術や太陽光,風力,原子力など発電技術,スマートグリッドなどは重要性を帯びてくる.ここについては民主党も頑張っているようである.また日本の海のどこかでメタンハイドレードが埋まっており,日本が資源輸出国になれる可能性は高いので,その採掘技術も頑張ってもらいたい.