緊縮財政はやめよ

日本は世界一余裕のある国

日本ほどお金持ちの国はない,日本の外貨保有高はかなり1990年頃から世界一であり,世界一の債権国であるし,政府の借金が増えたといえどもそれ以上に民間の資産が増えている.即ち民間が国債を買う事ができる余裕は年々増加しているといえる.更に民間の銀行は企業がお金を借りないために国債以外に運用先がない.即ち今のようなデフレの場合はいくら国債を発行しても買い手に困る事はなく,政府は借金を気にする必要など微塵もないのである.現に日本の国債の金利が先進国と比べて異常に低い水準にあることからも,如何に国債の買い手が多いかという事を示している.

また「政府の借金が莫大なので日本は国家破綻してしまう」と主張する人がいる.しかし日本政府の借金は全て円建てであり,政府の子会社である日銀がお札を刷れば良いだけの話である.すなわち政府の借金が増えすぎて国家破綻することは原理的に有り得ないということである.他の国,アルゼンチンやジンバブエといった国が国家破産したのは外貨建てで多くの借金をしていたところが原因である.(例えばドルで借金をしていたとして,その借金を自国の通貨で返そうとして通貨を発行しまくったとする.すると為替レートが悪くなり結局ドルを返せないという事態が起こりえる.) 日本ではそうした心配はないし,新札発行の影響で円安が進めば輸出企業にとって有利となる.よって緊縮財政はやめて国債を増発し,政府の支出により国を発展させていく事が望ましいといえる.こうする事で雇用は増え,賃金は増加し,GDPが回復していくのである.

何に政府は支出をすべきか?

政府が借金を気にしなくても良いという理由はわかったと思う.現状ではまず為替介入を行うべきである.そして同時に政府はどういった産業を育てていくかが問題となる.国が豊かであり続けるためにどのような事を行わないといけないのかを次に述べる⇒今後の日本の政策を考える3